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植物と一緒に素敵な暮らしを楽しもう!
2016-10-04

水やりのタイミング。

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育て方に関する質問を受ける事が多いのですが

日頃よくお客様から聞かれることが多い質問に

「水やりのタイミングはいつ?」ということがあります。

 

答え:「環境による」

 

は?

いやいや、そりゃ当然でしょ!

普通、これじゃ納得しないですよね。。。

 

その結果、困った顔のお客様と、困った顔の僕が

お互い顔を見合わせてしばらく沈黙する。

という光景がよくあります。

 

実はこれ、ひじょーに答えにくい質問でして。。。

自然界では夜露や朝霧に濡れた葉から水分を吸収して生きているため

水やりは葉に直接あげるという事はご存知の方が多いんですが

さてそのタイミングは?と言われたとたん

その答えに困るというのが正直なところです。

 

まじめに答えると品種が違えば生息地も違うため

当然それぞれ品種によって乾燥への強さ、水の要求度も異なる点。

 

さらに置かれている状況、お家の湿度なども違うので

一概にまとめることが出来ない言う点。

 

また日本の場合、四季があるため季節によって

水やりの頻度もメリハリをつける必要があります。

 

ここまで聞いて

「あー。もう分からん。ややこしいわ!」というあなた。

相手は僕らと同じ生き物。しごく当然じゃないですか。

ひとつ、その曖昧な所も愛してあげようじゃないですか。

 

まだ諦めるのは早いですよ。

実はヒントはあります。

つぼ形の品種(T.caputmedusae)などは葉をよく観察すると

水を欲しがっている場合、こんな感じで葉がカールします。

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通常の場合はこんな感じで葉にレールがあって

葉でとらえた水滴を株の中心に運ぶような形になっています。

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この違いが分かりますかね??

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お次はT.bulbosa belize

通常はこんな感じだけど・・・

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乾いてくるとこんな感じに・・・

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こうしてよく観察してみるとサインは出ているんです。

 

ぜひ自分のお家で育てながら、観察しながら

その感覚を掴んでもらいたいです。

 

もちろん水やりの後の「風」も重要です。

自然界では風でしっかり株が乾くということも忘れずに。

 

植物と一緒に暮らすとそうした小さな変化に気付ける

「感性」をたくさん教えてもらえる気がします。

植物との暮らし、もっともっと楽しみましょう。

お手伝い喜んでご一緒させて頂きます!

 

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